スーパーカブ110 リヤショックインプレ

スーパーカブ110　リヤショックインプレ

スーパーカブ110を購入し
（ふにゃふにゃすぎるな・・・）
最初のカスタマイズパーツとなったリヤサス。

5段階調整のLV1で十分底着き感がなくなったのだが
LV2で1年乗ってきた。
最初は
（LVを変えて具合を見る楽しみがあるな）
なんて思っていたのだが、いつのまにか忘れていた。

・・・・・

最近金欠・微々たる貯金の為パーツが買えていないので
やることといったら、洗車とチェーン清掃くらい。
あまりにもスーパーカブ110に対してやることが無いので思い出したのだ。
「LV5にしたらどうなの！？」

仕事前に毎日リヤBOXをセットする筆者。
その後にLV5にしてみたのだ。

1年同じ設定で乗っていたので、その違いは一瞬で体感できたのだ。



調整方法
付属のピンスパナを引っ掛けて回す。
ビスと同じで時計回しでスプリングテンションが強くなる。
1年いじっていない為、内部に錆が少々あったようで硬かった。
とりあえず会社にあったCRC556を溝に吹きつけた。

発進
（おおっ！）
発進時、重ければ重たいほど一旦リヤが沈みこむ。
感覚的には、
「クン（アクセル）、グンッ、ブーン」という感じが定着していたのだが
「クン、グ、ブーン」という感じだ。
ワンクッション分早まり、アクセルに対してリニアに反応するようになった。

コーナーリング
これも驚いたのだが、
ステップのせいであまり倒せないスーパーカブ110なのだが
元々2輪のロール感覚は4輪よりわかりづらい気がしていたのだ。
しかしカーブ途中からのアクセル開け始めにトラクションを感じる。
今まではカーブで外側に飛ばないよう必死で踏ん張っていた感がある。
旋回性が良好になったようだ。

シートクッション性
これもすぐ効果の違いがわかった。
あきらかに硬く感じたのだ。
リヤタイヤをBT-390に交換してからソフトだったのが
お尻に硬い感触が伝わる。
案の定、凹凸路面で衝撃が着た。
これも慣れで、1週間もすると平気になったのだが、
長距離ツーリングでは疲労につながるかもしれない。

燃費
調整後データとしては1km/L上がっている。
理論的には上がると思うのだが。
しかし先週は暑いくらいで気温が上がっていたし、
筆者は、通勤だけでなく、仕事で毎日微妙に違う場所を走る。
これはしばらく静観が必要だと思うので結論はできない。

ほぼノーマルな重量時
筆者は19：30を過ぎた際の帰宅時の軽快感が好きだ。
荷物がなくなり軽くて速く思った通り気持ちよく走れるのだ。
（朝は眠く体が硬いので気持ち良くない）
この際のスプリングLV5が効果的面でより気持ち良く走れた。


サスのセッティングは奥が深すぎる。
筆者は過去、友人の影響で一時期タミヤのラジコンをしていた。
スプリングの硬さだけでなくダンパーオイルの粘度も重要なのだ。
もちろん路面の違いやフロントサスも考慮する必要がある。
カツカツ過ぎるセッティングは好みではないので
興味ある方は色々調べてみると良いだろう。


YSS 東京堂
カブ＆リトルカブ用専用リアショックアブソーバー
●自由長：約325mm(カブ110ノーマルと同寸)
●バネレート：30-130kg
●スプリングプリロード：5段階調節(※調整用ピンスパナ付属）
●本体：スチール製
●カラー：メッキ・ブラック・ホワイトの３種類
●1SET(2本)：7,980円