スーパーカブ110 リヤブレーキシュー交換

リヤブレーキシューを交換する。

ブレーキングは元より、
安定した低速走行にはリヤブレーキは必須だ。

かなりリヤブレーキの遊び調整を行ってもきた。

かなりブレーキロッド後端量が増えてきた

スーパーカブ110に乗り始めて1年経過、
走行距離も14,000kmを超えた。

リヤタイヤの交換時期だし、
ここらで一旦ブレーキシューを交換してみようと思ったのだ。

必要工具
●ラジオペンチ
●スプリングフック
●ブレーキクリーナー
●ウエス

交換方法
ブレーキシューを交換するには、
リヤアクスルナットをずらしサイドカラーを外すのと
トルクリンクからブレーキの接続を外す必要がある。
リヤタイヤ交換時に行うのが効率良い。

リヤタイヤの外し方


ブレーキパネルを外したら
ホイール、ドラム内側のシューが当たる部分を拭いた。
ダストフライヤやエアガンで吹き飛ばすのは肺に吸飲してしまう恐れがあるとのこと。


シューの外し方は、
原始的だが、広げて外す。その後にスプリングを外す。
筆者は、先にスプリングを外したが、それでも出来た。


新しいシューにスプリングを取付け、ブレーキパネルへ装着する。
ドラムブレーキは、
足でブレーキペダルを踏み込むと、
ブレーキロッドに伝達され、
カムが０～９０°の間を動くことにより圧接力が変化する仕組みだ。


純正品は２．５ｍｍから１．２ｍｍくらいまで摩耗していた。


やはりブレーキの摩耗状態を示す刻印と矢印は
正確に示していたようだ。
これで矢印は購入状態に近い状態まで元に戻った。
※シューの相手側であるドラムも内減りするので、
内径１１１ｍｍが限界指定。長年乗るなら注意が必要だ。


今回のリヤシュー交換だが、
結果的には交換時期尚早だった。
しかし、
実際に目でブレーキの構造を見ることが出来きた。
また、
シュー摩耗量を知ることが出来る、
刻印と矢印が正確に示すということが解って
それぞれとても勉強になった気分だ。

これでタイヤもシューも新しくなり
新規一転、明日より仕事を頑張れるきがする、のだが・・・