リターンツーリング3 ビーナスライン

6年ぶりのビーナスラインを走る。

2010.09.05
08:20　白樺湖ローソンを出発。




大門峠よりが真のビーナスラインと感じる。


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最初の展望台。
右手より蓼科山、白樺湖。
心地よい風が通り抜けてゆく。高原なんだ！
ススキがなびくも、まだ夏の気配だ。


この車山高原付近、
個人的にはビーナスラインのハイライトと思っている。
ニッコウキスゲの時期はさぞ美しい道となるのだろう。


車山高原、
カーブを曲がる度に
これから通るであろう風景が次々と現れる。
この先の空が、この弧を描く道が、走りを夢中にさせる。
何度でも往復したくなる、そんな区間。


霧ヶ峰。
大門峠からは高原道路の真髄を見せられた。
いや、魅せられたのだ。

ここのエネオスがビーナスライン唯一のオアシスだ。
かつては、白樺湖と美ヶ原高原にも有ったのだが。
そろそろ残量を考え給油に寄る。
驚いたのがクレジットカード不可。現金のみ。
155円/L、7.81L入り、燃費は33.6km/Lだった。
う～ん、この残量なら帰り際でも良かった。
低燃費だ。さすがVTR！


霧ヶ峰より美ヶ原高原を目指す。
やはり土日のビーナスラインは交通量が多いのだが
ここからは交通量が一気に減る。
ここから山道といった感になる。



八島ヶ原湿原付近は、
まるでハイウェイのような伸びやかな道。
ついついスピードが出てしまいそうだ。


その先から一気にタイトなコーナーの連続。
しかし幅員が広い為走りやすい。
結構走り屋が多いのかもしれない。
路面にはブラックマークが生々しい。


茶臼山の周辺では再度木々の無い山肌となった。
筆者は木々の無い山肌に特別なものを感じる。
空が広く感じるからだろうか。


落合大橋が今までのビーナスラインと一線を画すポイント。


短い距離で一気に標高200mを上げてしまうのだ。
傾斜角がきつくなる。VTRでは1、2速メインだ。
初心者ライダーに優しげなビーナスラインだが
ここだけが心配なタイトな連続カーブ。


山本小屋との分岐点を過ぎると美ヶ原高原道路。
木柵風ガードレールが花を添えて気分を高揚させる。


ガソリンスタンド跡地を左折すると
美ヶ原高原美術館レストハウスが見えた。


09:30　到着
やはり休日、二輪が多い。大半は400ccオーバーだ。


美術館入口。
しばらく来ないとモニュメントもかなり様変わりしていた。


レストハウスは工事中のようだ。
当初、高原定番としているソフトクリームでもと思ったのだが
思ったより暑くない為passしてしまった。

そして肝心の景色はというと・・・

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まだ夏山の気配で遠視が利かないが、
この重層的な山の連なりが感動を呼ぶ。
「　来て良かった　」と思う瞬間。

もう少し寒くなり朝早いと絶景だ。
6年前は雲海に感動したものだった。


リターンtouring4　蓼科スカイラインへ続く