VTR250とスーパカブ110の使い分け

現在スーパーカブ110とVTR250を所有している。

筆者のわがままで2台となったバイク。
こころの整理も含めて考えて見たいと思う。

仕事で必要になった為に買ったスーパーカブ110。
ツーリングに飛びだしたくて買ったVTR250。
その用途の違いは区別していたが、仕事と趣味という漠然としたものだった。

この先、仕事でスーパーカブ110が必要なくなる予定。
そうなるとスーパーカブ110はどうなるのだろうか。

仕事の為に選んだスーパーカブ110。
カブにNEWタイプが出てるということもあったが燃費と維持費と価格が決め手だった。
当初ツーリングに出たいとは考えていなかった。
乗っているうちに2輪の走る楽しさを思い出したのだ。



















ツーリング。
筆者の中では良風景の良道を走ることが主目的。
大好きな山岳風景の中の道路を走るには手っ取り早く都心部を抜けたい。
現地周辺での走行に時間を割きたい。日帰りなら尚更。
となると高速道路が必要不可欠。
そして小型の不可な有料道路にも125ccオーバーは不可欠だ。
そしてVTR250を購入してしまった。

VTR250は高速道路での巡航パワー不足は否めないが
常識域では問題ないし、250ccという維持費と取り回しの軽さが絶妙だ。

ただマンション住まいの筆者には、数km先への足としては面倒だ。
車体カバーを外し、狭い駐輪場をバックする。
戻れば狭い駐車場に入れ、冷えてからカバーをする。
もちろんリッターモデルより楽なのだが。

その点カブはスッとだしてトットットッ・・・
スッと入れてお終い。ちょっとコンビニ行くのだって厭わない。
自転車さながらの気軽さが魅力だ。

では仕事で使わなくなったらカブの出番は近場の所用のみ？
いやいや、ツーリングに使えばいいのだ。

日帰りでも千葉・神奈川・多摩の東京周辺ツーリングならカブ110で十分いける。
高速料金もかからないし燃費もVTRに対して約2倍。
雪やダートのちょっとした悪路でもカブなら行けそう。
転倒しても擦り傷・変形・小破損くらいで済みそう。
もしVTRなら痛々しい転倒姿が想像に難くない。

そして、（いいな）と思った瞬間気軽に停車できるコンパクトな車体。
快適な速度域もカブは低いのでVTRよりゆったり風景を見渡せる。
カブならではのツーリングが楽しめるのではないか。

ツーリングといえば（VTR250だ）と思いこんでいたのだが
ツーリング場所、季節、時間によりカブ110も使えるのだ。

なんだかスーパーカブ110に愛着が湧いてきた。
もし仕事で不要になっても年間わずかの重量税などですむ。

「仕事と趣味」
なんて使い分けないで、どちらも楽しく乗り続けたいと思う。