スーパーカブ110 パワーサイドスタンド

サイドスタンドを強化部品へと交換した。

道路脇は雨を排水する為に左下がりになっている。
重い荷物を積んだ状態で道路脇に駐車すると、
ノーマルサイドスタンドでは倒れそうになるのだ。

そこで逆走のようにUターンして駐車していたのだが
今回奮発して購入したのだ。


これが西本工業のパワーサイドスタンド。
どうやら南海部品から販売されているようだ。

スタンドバーがノマールの1.5倍は太い。
これに12mmボルト・ナット、スぺーサーが付属する。

これがノーマルのサイドスタンド。
ステップに延長されているだけで、
細く、いかにも頼りない。


まずプライヤかラジオペンチでスプリングを外す。


ノーマルスタンドを17mmレンチで外す。
ボルトとナットで締められているので、レンチが2本必要だ。


車体左側、スイングアームのシャフトを19mmレンチで外す。


こちらも共回りしてしまうので、
車体右側のマフラーを止めている19mmスイングアームピボットナットを押さえながら。
かなり固く締まっている。


ナットを外しても、
このスイングアームピボットシャフトが抜きにくい。
スイングアームを保持しながらゆっくり抜こう。


付属スぺーサーを入れて
スイングアームピボットナットを59N･mで締め着ける。

スイングアームということでチェーンを緩めてやらないと
スイングアーム左穴と車体穴とスイングアーム右穴がずれてしまう。
これが大変で、サスを後方にグッと引っ張って無理やりシャフトを通した。
本来最初にチェーンを緩めるべきだと思う。。

説明書にはスイングアームに元々付いている
カブ110のワッシャも使用すると記載があるのだが
どこにもない、付属していないのだ。
1枚ワッシャを用意しよう。


そして元々のステップ脇のステーにも付属17mmピボットボルト／ナットで59N･mで締め着け。


完成だ。

着けて見て気になったのが
●ノーマルと同じ左傾斜角
ちょっとスーパーカブはサイドスタンドの傾斜角が大きい気がする。
車体が軽いため反対側に倒れないようにする為だろうか！？
個人的にはもう少し立ててほしい。

●サイドスタンド収納忘れ防止ゴムがないこと。
急いでいるとたまに収納し忘れてカタンっとゴムが自動的に収納させることがしばしば。
左旋回時に衝撃が車体を突きあげる。
今後は注意しなければならない。

●ドライブスプロケットカバーが外れなくなること。
ドライブスプロケット交換時はまたスイングアームピボットシャフトを外さねばならない。


タンデムされない方や、筆者の様に重積載以外の方は必要ないと思うパーツだ。
筆者も駐停車時荷物の搬入出時には平地ではセンタースタンド使用するのが一般的なのだ。
ちょっと停車して飲み物を買う等には強いサイドスタンドが欲しいものだ。
ただノーマルより間違いなく強化されたパーツだと思う。


パワーサイドスタンド　ニシモト工業
【NK-162】HONDA スパーカブ110 JA07
定価：7,140円