スーパーカブ110 ツインヘッドライト

スーパーカブ110プロのように
フロントバスケット使用時にも照らせるライトを。
ノーマルカブ110にサブランプキットを増設する。

今まで、
通常リヤ仕様のアイリスオオヤマ鍵付きRVBOXをフロントに無理やり取り付けていたのだが
結果、ヘッドライトの光が遮られてしまう弊害が出た。
そこでスーパーカブ50用のサブランプキットを増設していた。

この度、
フロントをバスケット化して、通常はヘッドライトが問題なく使用できるのだが
高さの高い物を収納する場合に備えて、やはりサブランプキットも継続使用することにした。

ヘッドライトからの、ギボシ端子での分岐での電源供給。
これについての配線は変更なし。


純正のままのフロントバスケット中型。
これに取り付けるのだが・・・


サブランプキットのステー。
３つの6mm穴が空いているのだが、取付に悩む。

カブ50用のフロントバスケット大型なら、専用のステーがバスケットにあるのだという。

とりあえず、バスケットとキャリアの間に挟むか、
キャリアの下に留めるか、のどちらか。


結局キャリアとバスケットに挟むことにした。
この方が安定性はあると思う。

固定方法だが、
最善は３つ穴すべてを固定すること。
だが、バスケットに用意されている穴は横一列に並んでいる。
サブランプステーの3つ穴の間隔はぴたりと一致しているのだが、前後方向に違う、▲配置なのだ。

サブランプステー３つ穴のうち、
中央の穴をバスケットの穴に取り付けるか、
写真左の２つの穴をバスケットの穴に合わせるか。
どちらを選ぶかで約1cm前後位置が変わることになる。

２つ穴にする場合は安定性が強まるが、
バスケットの4mm穴を6mmに広げる必要がある。
しかもランプ自体がバスケットに1cm程近くなる、衝突性・配線性が悪化する。
1つ穴にする場合は、左右方向のズレが将来的に心配であるが、
無加工で取り付けられる。ランプとバスケットもクリアランスがとれる。


挟み込むことにしたのだが、今度は付属スぺーサーでは足りなくなった。
以前購入していた、ウィンドスクリーンに使用した10mmパイプを使用するとぴったり。
それぞれ、バスケットフロント側のビス3本は自前の30mmと40mmヘックスビスに変更した。
数が足りず、実際は30mmもあれば十分だと思う。いつか買い足そう。

また、サブランプハーネスの長さに余裕が出たようだ。


 これでツインヘッドライトシステムが完成した。
光子の二乗化により4倍の光量を得られるはずだ。

「これがスーパーカブ110のヘッドライトと、カブ50サブランプを載せた機体・・・」
「ここには、C110と、C50と、俺がいる！」

・・・


フロントの荷物の高さが有る場合を考えて増設したサブランプ。
未積載時でも、対向車、前方走行車からの視認性UPに貢献するはずである。
少し美観を損ねるのだけど。
本当は、バイザー類が無ければもっとスタイリッシュなのだろう。


説明書には、干渉が有る場合、バスケットを前に10mmずらせ、とあったが
ハンドルを切ってもレッグシールドと干渉はなかった。


スーパーカブ110、改めて惚れ惚れしてしまった。
車格、重量、メンテ性、経済性、
本当に、手の届く2輪だ。

こういうちょっとした手の加えだけで、翌日からの乗車が楽しみで仕方なくなった。
仕事で使用するのも、あと半年となったのだが、
毎日の仕事に、少しでも楽しさが加われば良いと思う。


サブランプキット
●品番：08V32-GBJ-000
●価格：￥8,190 （消費税抜本体価格 ￥7,800）
●取付時間：0.7H
●スタンダード・デラックスタイプ用
●12V-30W
●バルブ（補修）34901-GT4-003