GWツーリング2011群馬長野-17

GWツーリング2011群馬長野-17

林道美ヶ原線

12：00
県道62号美ヶ原沖線を気持ちよく戻ってゆく。
当たり前だが往路と復路では視点が違うので見えてくるものが違う。
できるだけ道は両端から走る、往復したいものだ。



しかしこの「　思い出の丘　」付近は絶景道だ。
絶対澄んでいる時に再訪問したい。



武石峠でこのまま直進し松本方面へ。
右折で元来た美術館方面の県道464号線だ。



標高1,900m前後はまだ木々も低く空が広い。
木立の合間から北アルプスも見え隠れする。
何度も言うがこの視界の悪さ、本当に残念でならない。



さすが元有料道、路面状態は良く下りのコーナーリングが気持ちよく
ついつい写真より傾けることに集中してしまった。



一方通行になる不思議な区間。
短い距離なので何故崩して2車線道にしなかったのか不明。



だいぶ木々に覆われてきた。
とかくタイトなカーブを繰り返し一気に高度を下げてきた。
どのくらい急かというと、
VTRはブレーキを補助にエンブレのみ。アクセルを開けていない。
FIによる燃料カット作動ばかりだ。これは燃費も期待できるかも。



鋭角カーブを越えると静寂さの凄い池に出た。
「渋池」というらしい。
検索してみたが由来も何もかも不明。
水は澄んでいたが、足を踏み入れると濁りそうな茶色の底。
というより底なし沼のような恐ろしい雰囲気のある池だ。
紅葉時期はきれいなのかもしれない。



更に下ると「美鈴湖」。
周囲長2km、最大水深15mの人工灌漑用貯水湖。
歴史は古く1597年の桃山時代にさかのぼる。
松本藩から戦後まで改修工事を繰り替えし今の規模となったようで
遊歩道をはじめ、キャンプ・バーベキュー・つり場、ホテル・マレットゴルフ場、スケート国際大会経験のある観光地なのだが、ひと気が無く寂しい湖だ。
ブラックバスやヘラブナをつる2名以外だれも遊んでいないようだった。



美鈴湖の道の分岐に迷って停車。
後続のマスツー集団はこのまま直進していった。松本市街方面だ。
ここで林道美ヶ原線美ヶ原スカイラインが終わる。



はにたらうさんが地図を見に行って、この写真左の道にすることにした。
どうやら国道254号線に出るようだ。
（写真右から来た、写真下は松本市街）



この美鈴湖からの村道だろうか、
小寺尾川沿いの、すごくやわらかい道だった。



斜面には山桜？並木の美しい爽やかな道。



山里の風景、こんなところをカブで走ったら気持ちよいなぁ、



と思っていたら農作業にカブが停まっていた。
カブ、似合い過ぎる・・・



旧国道254号線に出て三才山より国道254号バイパスに合流。
筆者の巡回エリアにも国道254号線川越街道があるが、
それと比べてわずか2車線だが快適な道。



女鳥羽川沿いに走る国道254号線は山あいの道、田畑が薫る。
時間もゆっくり流れていそうな、こころ休まる風景だった。

そろそろ長峰山への分岐点のはずだ。すぐにわかるだろうか。


林道美ヶ原線（美ヶ原スカイライン）★★★★☆
元有料道路。2002.04.20より無料化。
松本方面より美鈴湖を通りタイトなヘアピンが幾層も続く。
終盤は空が開け、北アルプスと並走する絶景道となる。
終点の自然保護センター前では短いながらも
王ヶ頭のアンテナ群を望むライン取りの凄い道にでる。
遠景なので快晴の日を狙ってお勧めしたい道。


次は　長峰山　へ