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" VTR250 " と " Super Cub 110 " で 良景と良道を求めて走ります。
2024.11.27 Wed 03:41:36
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2011.09.21 Wed 00:00:00
寒風山パノラマライン



寒風山に向けて八望台から。
県道121号線を一ノ目潟を回り込むように進む。

するとなまはげラインに出る。
この道は内陸部を走る男鹿半島横断道路といった感じで交通量もそこそこ。
入道崎-秋田市街間の最短経路だ。
朝は高速道路並に流れる2車線快走路。


逆光だが欄干部分になまはげ像が。


しかも早朝に見た17mものより凶悪そうな面構えだ。


この橋の下は川というよりは小川・用水路といった感じで、
大半は田地となっていた。
広大な田園風景も良いが、
里の御玉杓子や田螺がいそうな、ほのぼのとした田地もこころ休まる良風景だった。


途中、北海道は言いすぎだが、
つまごいパノラマラインなみのV字道路が林の中爽快だ。

この後一旦国道101号線に入るが
すぐに左折し、


寒風山パノラマラインに入った。
最初は林と田地のみだが、


正面に寒風山が見えてきた。
魅惑的な名称の「寒風山パノラマライン」のその道に期待する!


野草が路肩を侵食しているが交通量がないので走りやすい。

道が高度を上げ始めたところで脇を見ると・・・


真山・本山から男鹿北岸の八斗崎まで見渡せた。
なだらかな中腹には先ほどまで居た八望台があるはずだ。

て言うか、ガードレールが無いのが怖い^_^;


さて景色を塞ぐ樹木が無くなって来た。
筆者の大好きな高原道路の始まりだ。


と思ったら一旦高度を下げるパノラマライン。
しかも有料道路時代は追い越し禁止だったようだ。

そして・・・

うぉっ!
ヘヤピンが見て取れる斜面。
いそげ~!


ど~ん!

ミニ阿蘇と表現した人がいたが
未体験な筆者には十分魅力的な道ち風景だった。

いつの間にか小高い山の中に囲まれるように道が走っていた。


これにビーナスラインのようにキスゲなど黄色い花が咲いていたら最高だ。

この区間、上空から見たら良さそうだな~
とりあえず山頂まで行ってみよう!

・・・・・


07:40 寒風山レストハウス 742km

ロータリーのようになっており足の悪い人をおろすためかな?
本来駐車場はないのだが早朝の特権として停めてみた。
この荷物はキャンプだな、カブ50が停めてあった。


展望台で記念撮影。
三脚持ってきてるのに物ぐさ。
しかしオートシャッターって10秒欲しいギコチナイ一枚。


これが寒風山からの景色だ。
すごい高所感だが標高わずか355m。
木々がないのは名前から推察してしまうところだが
美しい山肌を維持する為の、どうやら山焼きによるものだとか。

本来、左に見える駐車場からせっせと登らなければならないようだ。
奥が男鹿三山。
右下が、今走ってきたパノラマラインだ。


回転展望台はまだ始業前で入れず。
大人550円。
しかたなく展望台から写真を撮ろう。


男鹿半島方面のパノラマ。

「寒風山の戦い」なんて戦役が過去ありそうな緑の窪地が広々と気持ちよい。


秋田側のパノラマ。

逆光で見えにくいが、、、
右奥からの日本海は朝通ってきた海岸線。
正面からは八郎潟に大潟と続く。
これからは大潟へ向かう予定だ。

なんと広大な風景だろうか。
深呼吸でこの景色を見ると胸がスースーして爽快!

展望台からなら360°のパノラマが可能だと思う。
東に八郎潟、南北に日本海、さらに秀峰鳥海山、西には真山、本山の連峰、入道崎を一望に収めることが出来る。


寒風山展望レストハウス
寒風山回転展望台では、1階がおみやげ品売店、レストラン、2階が展示ホールになっており、八郎潟開拓時の写真等が紹介されている。
■営業時間:08:30~17:30(時期により変更)
■入場料:一般 550円、小・中学生 280円(団体割引有)
■住所:男鹿市脇本富永字寒風山62番地内
■TEL:0185(25)3055

・・・・・


さて今ツーリングで初めて旅人と会話(笑 することができた。

なんと入道崎で私を見たとのこと。
たしかにカブが走ってきたが、地元民の出勤にしか見えなかった(笑

60歳の青森県十和田市に住む方で、
今日休めたので昨日の日曜日よりキャンプにきたのだとか。
これからゆっくり大潟を通って帰宅するらしい。
来年東北内陸部を走りたいと言うと、
「十和田方面は秋の紅葉シーズンを外しておいで」とアドバイスを頂いた。

十和田からカブ50も結構凄いなぁと、よくよく聞いてみると、ボアアップで実は75ccだとか。
筆者もC110に乗っていて、「110良いですよ!」とお勧めしておいた。

物凄い元気な方で、ついつい話が弾んで出発予定を過ぎてしまった程。

*「今日はどこまで行くの?」
私「竜飛崎です」
*「!?昨年走ったけど、ここからは遠いよぉ~早く出発しな!」
お互いのこれからの無事を挨拶に出発した。


08:05 さよなら寒風山。


さて展望台からの下りも余所見注意なパノラミックロード!
秋田の湾岸へダイブ!


芝生の気持ちよいダウンヒル!

・・・・・

海岸線も内陸部も、
どこをとっても良道ばかりな男鹿半島。
正直鮮烈すぎて今回のツーリングはこれで良いと思うほど。
ここは将来絶対にまた来たい場所となったのだった。





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