ロングツーリングシートver1

シート改良で楽に遠くへ

先日（2010.09.05）の復帰ツーリングで500km走った後半お尻にひどく激痛が走っていた。

シートは手で押し込んでもすぐに戻るようだ。
おそらく純正シートは高弾性スポンジだと思われる。
緩衝材には最適かもしれませんが体圧を分散できないはず。
これでは快適なロングツーリングに支障を来たすので改良することに。

まずシート張替工房を検索。

う～ん、あんこ盛り・低反発・ジェルなど15,000～2万円とかしそうだ。

厳しい・・・

（そうだ、自分でやってみよう！）

まずアンコ盛りなんて素材を盛ることが素人には難しい。
そこで既製品を使うことに。



コンパクトで用途多彩！使い方を決めるのはあなた次第です！！
メールのやり取りでは感じのよいお店だった。

こちらの低反発クッションを使ってみる。
素材は、チップウレタンの上に低反発ウレタンの2層構造。
サイズは20×40cm、値段も1,344円

これに紐やベルトなどを通せばすぐにでもシートに載せられるがバイクは雨ざらしになる。
防水性も考慮しなければ・・・

そこで防水性のある生地。

合皮.jp

バイク用にも適することが重要だ。
ここでディンプル生地をチョイス。
滑り止め加工なのだ。
100cm×122cm×0.9cm 4,680円

そしてシートと台座を留める工具を。

これは良い。芯を抜くプーラと芯400個付きで924円、安い！

使用工具
●レンチ
●タッカー
●プーラ
●はさみ
●カッター
●色鉛筆など


まずタンデムベルトを外す。
ソケットレンチ10mm使用。


次に純正シートカバーをプーラーを使って芯をすべて抜く。
購入したばかりのVTRのシートをはがす・・・結構勇気入る・・・


はがした純正シートは念の為大事に保存しておく。


純正あんこに低反発クッションを縦長に載せる。
生地に純正シートより二周りくらい大きくけがき、引っ張りながらタッカーで芯を留めてゆく。


1枚生地かつ素人なのでシワが出来てしまう（VTRは2枚生地）。
シワをシートフロント部分に集めるように伸ばしながらタッカー留め。
このくらいのシワなら装着すると遠目ではわからないかな！？
余った余白生地はカッターなどで切り捨てて行く。


完成！
ド素人ながらな出来だ。


表皮のシワ等、美しさは除外として
VTRはシートが凹みにより小さく見えてしまうのだが
意外と400ccクラスのボリュームに見えなくもない。

手で触ってみるとふんわり沈み込み、離すとゆっくり元に戻る。
15分くらい実際に座ってみましたが良い感じ。

はやく次回のロングツーリングで試してみたいものだ。


費用
●低反発クッション：1,344円
●ディンプル生地：4,680円（実際にはVTRシート2枚分の大きさです1度失敗OK！？）
●タッカー：924円（これは以後ポスターなどの壁打ちや厚手の印刷物を閉じたりする強化ホチキスとして使えますね）
素材合計6,024円（タッカー込6,948円）

作業時間
●30～60分


シート改良1のインプレ