足柄大野山ツーリング-4

足柄峠へ

展望の大野山より、
走る楽しさを求めて足柄峠へ。

富士見100景大野山を下り、次なる目的地は足柄峠。
これからは走る楽しさを求めたい。
さて足柄街道とはどんな道なのだろうか。

まず安戸交差点から国道246号を東京方面に200m程戻り、
樋口橋交差点を右折する。
この水色の橋が神奈川県道726号矢倉沢山北線の門となる。

県道726号線は序盤村落の間を縫う道となるが、
北足柄小学校交差点を過ぎると二股に分岐する。
「地蔵堂」という標識に従い右手方向に行くと726号が続く。



すぐに峠道のようになるが、いきなり「凍結注意」。
とりあえず凍結はなさそうだけど慎重に進む。

こういう標識は県だけが立てていると思ったのだが、建設会社名が。
取引先ダンプとかに注意を促しているのだろうか！？
一般人への警告だとしたら親切だ。



神奈川県道726号矢倉沢山北線は幅員5mの高規格な物凄い快走路。

この区間、村より一段道路が高くなっているのだが
道路脇左下には、なかなか良い田園風景が広がっていた。
降りて行くのも大変そうだったので通り過ぎてしまった。
写真撮らなかったことを今後悔している。



わりと近年補修されたのだろうか、路面は輪立もなく滑らか。
気持ち良く緩やかなカーブを描いて行く。

まったく後続車も対向車も通らない。
とても走りやすい道なので普通に80km出そうだ。
取り締まられても詰まらない、速度に注意する。



神奈川県道726号矢倉沢山北線は、
わずか総延長4.8kmなので、このT字路で終了。
ここからは県道78号線足柄街道となる。右折。

地蔵堂と夕日の滝というのが気になったのだが
夕方に帰宅したいのでパスした。

地蔵堂は、小さな祠風の建物らしい。
夕日の滝というのは、金太郎の産湯に使われた水として有名だそうで
行水が行われたりしているようだ。



正面の山に向かって掘り下げられた道を進む。
序盤のこの展望の利かなさが、この後の景色を期待させる。
あれに見えるは金時山だろうか。



少し進むとヒンヤリとして路面が濡れれていた。
この辺は日蔭がちなのだろう、恐らく気温低いと凍結しそう。



この県道78号、高度をぐんぐん上げてゆく。

更に進むと、明らかに真新しい高規格な道路が出現。
自然と高規格道路、なんて気持ちよいのだろう。。。

この先もタイトなコーナーでぐんぐん高度を上げてゆくのだが
途中交互通行の信号があった。
青になって進むと、、、
（ごはっ！？）
大きい岩がゴロゴロ・・・落石後の工事中だったようだ。
思わず写真撮ろうと思ったけど、反対側が青になっては危険なので進む。

この道の綺麗さは、逆にいえば落石・崩壊などで何度も修繕の結果なのだろうか！？



更に進むと道が若干狭くなり高規格道路が終わった。
すると足柄峠の標石があった。

（ん、足柄万葉公園？）

どうやら足柄峠が万葉集に詠われたことから神奈川県で公園を造成したらしい。
金時山と矢倉岳への登山口にもなっているらしい。

黒沢明の映画「乱」の関所セットがそのまま残されているとか、
茶屋もあるらしいけど、見た感じわからなかった。

そのまま先を進んだのだった。
また次回に来た時にでも歩いてみようかな。



13:05　足柄城跡着　自宅より144km。

さてここからの展望は・・・


次は　足柄城址　へ