C110用イリジウムプラグ!?

純正と同サイズのイリジウムに交換してみた

先日こちらのブログでIU20よりサイズが一致するイリジウムプラグがあることを知った。

筆者は5,000km毎にプラグ交換としている。
2011.08.09現在の走行距離は18,621kmだ。
本当は交換時期まであと1,400kmなのだが、
それでは通勤・仕事でカブを使用するのが終わってしまいそうなのだ。
とくに現在のノーマルプラグに不満も違和感もないのだが。

早速購入してみた。

NGK イリジウムプラグ CPR7EAIX-9だ。


上がノーマルのNGK CPR6EA-9S
下がイリジウムNGK CPR7EAIX-9だ。

ノギスでサイズを測ってみると・・・

ターミナルから外部電極までの全長は73mmと同一。
ネジから先端の外部電極までの長さは両方とも23mm。

（以前まで使用していたサイズの違ったIU20とは大きな違いだ。）

しかし一致しないものがある。熱価だ。

ノーマルは「6」、イリジウムは「7」なのだ。

プラグは燃焼ガスで受けた熱を逃す必要があり、この熱を逃す度合いのことをプラグの熱価というそうだ。

「7」は「6」に比べてネジ内部の銅芯の面積が小さく熱が逃げやすい。
結果、発火部が焼けにくくなる。
10進数とは違い、数字が大きくなるほど熱価が低い、という。

つまり、

熱価が低すぎると
プラグ温度が上がりすぎ、異常燃焼（プレイグニッション）を誘発し、プラグの電極溶解、さらにはピストンの焼き付き等を招く原因となる。


熱価の番手はたった１つ違い、されど低熱価。
NGKもC110のイリジウム設定はなし。
以前は高速仕様は「7」を設定していたHONDAもパーツリスト2版には記載がない。
2011.08現在、ネット上に3,000~5,000km経過後の報告がない。

このへんを理解した上で自己責任で交換ということになる。

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