BRDマフラーtypeAインプレ2

制動具合の変化

加速感と速さに関しては前回述べた。


今回は気になった制動について。


装着し、パワーUP感を得た後の夜。

帰宅中に幹線道の下りの坂道を流れに乗ってやわkm/hで走っていると予想よりも早く前車が停止！？

（ここは以前より、もし急に前車が停まったらを想定してレバーを握りながら走っている）

「！？まずい、とまれぇ！」

もう必死で前後連動ブレーキMAX。

普段そうそうロックしないBT-390でもドラムはロックがかかる。

あとはBT-390頼み。

いやなスキール音がしてバランスを保ちながらひたすら願うのみ。


尻が振られる・・・

「とまれ！」

残念ながら2段シフトダウンブレーキは使うことが出来なかった。

頭で分かっていても時間がない。一瞬でもクラッチの接続を解除したくない。

・・・・・

この間たぶん2～3秒。考える余裕がなかった。

想定ブレーキ準備の効果もあると思う。なんとか停まれた。

前を除くと30cmも無かった・・・心臓バクバク。

BT-390とDAYTONAのproブレーキシューが無かったら駄目だったかもしれない。

・・・・・

そして翌日。

またもや同じことに・・・

昨日の現場より400m先の同じような坂の下り。

これもなんとかギリギリ。

・・・・・


おかしい。

この区間は急に停まったように見えることがよくあることなのだが、

夜遅く疲れかとも思ったが走り方はいつも通り。

「BRDマフラーでパワーUPしたためでは！？」

そう、そうなのだ。

パワーUPしてエンブレ開始からの惰性運動距離が伸びたのだ。

いろん箇所でためしてみた。


例えば、

ゆるやかな上りの100m先に停止線。

エアクリだけだと、3速まで上げないと煩くて仕方ない。

ここで2速で十分になったのだが、エンブレが効いてない感じ。

もう少し早めのエンブレで平気だった、スロットル分のガソリンが勿体無い感じ。


これは通勤時に3速でも4速でも感じている現象。

速めにエンブレで十分な走行距離が稼げてしまう。

スロットルを閉じて燃料カット、結果燃費にもよいだろう。

・・・・・


BRDマフラーは確かにパワーUPするカブ乗りにはうれしいマフラーだと思う。
しかしパワーの上がる分、今まで以上に制動面・車間距離には注意されたい。